災害情報等を訪日客に案内するデジタルサイネージ 多摩岡産業

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多摩岡産業株式会社(本社:東京都府中市、代表者:岡哲義)は、災害発生時に災害情報や避難経路などの情報を発信できるデジタルサイネージシステムを開発した。

概要

同デジタルサイネージシステム「マルチリンガルサイネージ」は緊急地震速報と避難誘導を行うことを機能として有しており、災害発生時には各種情報を施設利用者等に向けて発信することができる。特に、災害発生時にスムーズな非難が難しいケースがある高齢者や外国人観光客の方々へもしっかりと「伝わる」ことを重視している。災害が発生しない平常時には施設等の広告やオリジナルのコンテンツを表示するサイネージとして活用が可能。

マルチリンガルサイネージシステム一覧

主な機能

同サイネージシステムには、スマートフォンやタブレット端末に向けて緊急の地震速報を通知するアプリである「ゆれくるコール」を標準で搭載した。更に、サイネージの設置場所から非常口や避難場所までの避難経路をサイネージ上に表示することが可能となっている。更に、現在地や非常口などを動画(GIF)で表現できる点も、「伝わる」サイネージの特徴の一つとなっている。尚、対応言語は日本語・英語・中国語(簡体字)・韓国語の4ヶ国語となっており、テキストと音声によって訪日外国人観光客に災害情報を伝達する。

マルチリンガルサイネージイメージ1

マルチリンガルサイネージ避難経路

その他

災害時の急な停電にも耐えられるよう、3時間以上作動する高性能電池をオプションとして搭載することが可能。防水、防塵となっており、屋外への設置も可能となっている。また、同サイネージシステムではNTTアイティ株式会社のひかりサイネージのクラウドサービスを利用し、比較的簡単にコンテンツの更新が実施できる。

多摩岡産業では、施設管理事業主や商業施設に災害用デジタルサイネージの活用を促し、地域の安全を守る事業を目指す、としている。拡大するインバウンド市場においても、訪日客に安心を提供する。

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