観光庁は5月10日、観光振興事業(観光地の「まちあるき」の満足度向上整備支援事業)の二次募集を開始することを発表した。
本事業は外国人を含む観光客が安全かつ快適に街歩きを楽しめるよう、多言語案内標識や無料Wi-Fiエリアの設置、飲食店や小売店におけるキャッシュレス決済対応、観光案内所や道の駅の機能強化など、インバウンド対応を進める観光地を対象としている。観光庁認定の「旅行環境まるごと整備計画」に基づき、訪日外国人旅行者にとってニーズが高い取り組みを進める事業者を集中的に支援していく。
補助を希望する市区町村やDMOは観光庁に整備計画書を提出することができ、申請が承認されれば街の整備にかかる経費の2分の1以内で補助金が交付される。
観光庁は本事業を通じて、日本のさらなる観光先進国化を目指す。