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京都市観光協会と、京都文化交流コンベンションビューローは1日、京都における4月の外国人客宿泊状況調査結果を発表した。当調査は京都市内35のホテルを対象としている。

外国人利用割合が初の5割突破

発表資料によると、4月の客室稼働率は94.6%を記録した。これは前年同月比1.9%増で調査開始以来3番目の高稼働率となった。桜の開花が例年より遅く、4月に見頃を迎えたことなどが高稼働率の原因だと分析している。

また、外国人利用客率は50.9%で、月間として初の5割超えで最高値を記録した。前年同月比は5.3%増と好調な結果である。国・地域別の構成比ではアメリカが14.8%で中国、台湾を上回り、月別で初めて1位となった。客室料金が上昇する傾向にある中、欧米系の宿泊需要は安定している。これに加え、今年のイースター休暇が前年の3月末から4月に戻ったことも影響していると分析している。

2016年4月京都の外国人宿泊客の国別構成比

京都観光調査との関係・調査の手法

同調査は、インバウンドマーケットの傾向を把握するため、対象を市内 35 ホテル(市内ホテル客室数の約 4割をカバー)に限ったサンプル調査となっている。そのため、その他ホテルや旅館、簡易宿所などの「民泊」等に宿泊した外国人客は含まれていない。京都市全体の観光動向の把握については、ほぼすべての市内宿泊施設を対象とする「京都観光総合調査」が基本指標となる。

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