大日本印刷がQRコードを活用した商品情報多言語化システムを開発

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大日本印刷株式会社(本社:東京都新宿区、代表者:北島義俊)は商品パッケージ等に表示されたQRコードをスマートフォンで読み取ると、商品の名称や説明文などを多言語で、かつ立体的に閲覧することができるシステムを開発した。日曜品や食品メーカーなどに向けて販売していく。

当システム「DNPパッケージ翻訳QRシステム」は食品メーカーなどからの依頼に応じて、中国語(繁体字・簡体字)、英語、フランス語などの多言語に対応することが可能。また、翻訳についてもオプションとして提供しており、自社での翻訳が難しい場合には大日本印刷に翻訳も含めて依頼することができる。

大きな特徴としては、QRコードからアクセスするサイトにて商品パッケージを3次元で表示する点があげられる。スマートフォンの画面においてパッケージを回転したり拡大することが可能であり、臨場感をもってパッケージを確認することができるという。

また、QRコードからアクセスするサイトを帰国後も閲覧可能なため、購入者が帰国後に商品の取り扱い方法や内容物などを確認する際にも、自国の言語で確認できる。これは安全性などの点でメリットにもなりうる。

大日本印刷は当システム、および2015年9月から提供している「DNPパッケージ翻訳ARシステム(店頭用)」において、2018年度までに15億円の売上を目指すとしている。尚、大日本印刷は当システムを東京ビックサイトで開催中の「第2回外客対応・対策EXPO」(2/16~2/19)の同社ブースにて展示公開している。

DNPサンプルイメージ

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