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- 【最新】百貨店での5月のインバウンド免税売上・来店動向
日本百貨店協会(会長:赤松憲)は20日、国内百貨店における5月の外国人観光客の売上高・来店動向の速報値を発表した(調査対象:日本百貨店協会・外国人観光客招致委員会委員店93店舗)。
※前回の統計値は以下より
※4月時点での国内免税店舗数は以下より
免税売上は前年同月比140%超、購買客数も前年同月比130%超を記録。
発表資料によると、2017年5月の免税総売上高は約193億5,000万円。この数値は、2016年5月の約135億5,000万円に比べ42.8%増加した数値で6カ月連続での増加となっている。
商品別に詳細を確認すると、家電やカバン等の「一般物品」の売上高は111億円で8.3%の成長。それに対して化粧品・食料品等の「消耗品」売上高は約82億5,000万円で、97.8%の大幅な成長を見せた。引き続き、消耗品・日用品へのニーズが高まっていることが確認できる。また、購買客数も約29.7万人で30.2%の成長を見せ、2013年から数えて連続52ケ月増加の記録を更新した。インバウンドに人気の商品は化粧品や食品がランクインしており、消耗品が人気であることが読み取れる。
好調な売り上げに伴い、1人あたりの購買単価については、約65,000円で前年同月と比べ9.7%増加となった。日用品などでの強い購買意欲が今後も継続するか、注目が集まる。
調査方法
今回の調査対象店舗は、外国人観光客誘致委員会委員店の93店舗。
【参考記事】
消費税免税店舗になるための手順は以下より
年間旅行消費額が1.47兆円(2016年)とダントツトップである訪日中国人の夏の訪日動向は以下より