日本政府観光局(JNTO)は19日、平成28年度の通訳案内士の最終合格者数が2,404名となったと発表した。
今年度は引き続きのインバウンド市場への関心の高さもあり、昨年度対比3%増の11,307名が受験。合格者数は13.4%増の2,404名となった。この内、外国籍の合格者数は65名で全体の2.7%を占めている。
受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
平成28年度 | 11,307名 (+332名) | 2,404名(+285名) | 21.3%(+2%) |
平成27年度 | 10,975名 | 2,119名 | 19.3% |
語学別では英語が最も多く734名の合格者を輩出。続いて中国語140名、フランス語67名、韓国語60名となっている。年代別では50代が最も多く734名、続いて40代633名、60代426名、30代394名となっている。
尚、居住地別の合格者数では東京都778名、神奈川県347名、千葉県175名、大阪府143名と続いており、インバウンド市場の分布と同様に都市圏中心の結果となっている。