会議運営会社(PCO)の質の向上を目指す国際組織、IAPCO(国際PCO)は南アフリカ共和国で開催された年次総会において、2018年の年次総会開催地に東京を選出決定した。候補地には日本(東京)に加え、スイス(バーゼル)とオランダ(ハーグ)が立候補していた。2018年の年次総会には世界30カ国、約120名の参加者が集う予定(日本人含む)。
IAPCO (The International Association of Professional Congress Organisers)は世界で41カ国、120社の会議運営会社が加盟している国際組織。IAPCOの加盟メンバーは世界各地で開かれるMICEの開催都市決定に大きな決定権を持つとされている。故に、今後の日本におけるMICE開催地としての魅力をアピールするには絶好の機会になりそうだ。
尚、日本において同年次総会が開催されるのは1993年(千葉)以来2度目。アジアでの開催は1996年のインドネシア(バリ)以来となる。今回の決定に向けては、IAPCOのメンバー企業である株式会社コングレ、日本コンベンションサービス株式会社、及び株式会社コンベンションリンケージが共同で準備にあたる一方、日本政府観光局、観光庁、東京観光財団、大阪観光局等も誘致に協力していた。