観光庁は29日、国内の3大学において10月より開始する「観光産業を担う中核人材育成講座」の受講者募集を開始した。
社会人を対象とした今回の講座が開催されるのは、昨年度より継続している小樽商科大学、並びに和歌山大学、大分大学の3大学。受講対象者は全国の旅館やホテルの経営者や後継者、並びに役員やその他管理職等の次世代経営幹部となっている。講座内容は財務や管理会計、そしてマーケティングやブランディング等といった幅広い内容となっており、各界の有識者や大学講師陣による講義、更にはディスカッションや現場視察研修(小樽商大のみ)などがコンテンツとして用意されている。講座を修了すると観光庁長官及び各学長連名による修了証が発行される。
昨年度は小樽商科大学で実施され、好評であったことから今年度の展開につながった。今年度は昨年度以上に充実したプログラムとなっており、更に全国3箇所での展開ということでこれまで以上に幅広い地域の経営層が参加可能となっている。受講料は無料で、各講座20名の定員となっている。 各講座ともに書類選考で受講者が決定する。
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