日本政府観光局(JNTO)と国際交流基金(JF)は双方の強みを活かした共同企画「日本語スタディ・ツアー」を実施する。
JNTOとJFは2016年5月に「国際文化交流及び訪日旅行の促進に向けた相互連携に関する協定」を締結しており、今回の企画は当締結の具体的な成果とされている。2017年の3月までに9か国、合計約500名の中高生及び教師が来日し、それぞれが企画した社会、及び文化の体験学習、並びに日本語を使った交流事業を実施する。9か国の中でもタイ、インドネシア、モンゴルからの参加者が多く、3か国で300名を超える参加者が日本の各地を訪れる。
今回の企画実現に向けては、JNTOが有する自治体ネットワーク、並びにJFが有する海外の日本語教育機関ネットワーク(さくらネットワーク)がフルに活用された。両団体は今後も訪日旅行の振興と国際文化交流に向けてより一層の連携を図っていくとしている。