観光庁は全国5都市にて開催した日本版DMOに関するシンポジウム「日本版DMOの形成に向けて」の現地での様子をまとめた動画を公開した。
シンポジウム「日本版DMOの形成に向けて」について
今回のシンポジウムは日本版DMOに対する理解の醸成や一層の普及啓発を目的として2016年1月下旬から2月上旬に開催された。開催都市は札幌、東京、大阪、岡山、福岡の5都市。各地でのシンポジウムのプログラムはすべて同じ内容となっており、日本版DMOの概要説明、DMOを巡る議論の背景や問題意識の解説、さらには海外成功事例の紹介までと、充実した内容となっていた。
動画について
今回公開された動画は2月8日(月)の東京会場においてのシンポジウムのダイジェスト版となっている。DMOの主体となるべき地域の方々には、これら5都市でのセミナーへの参加は難しい方も多数いらっしゃるだろうが、これら動画を見れば一通りの内容を把握することができる。
① 加藤庸之観光庁観光地域振興部長による開会挨拶
② 藤原威一郎国土交通省参事官による日本版DMOの概要説明
③ 早田豪内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局ビッグデータチーム長代理による地域経済分析システム「RESAS」の使い方説明
④ 大社充DMO推進機構代表理事によるDMOに関する調査の報告
⑤ Visit Napa Valley CEO Clay Gregory 氏による海外先進事例の紹介
⑥ 国内外の有識者によるパネルディスカッション「日本版DMOの形成・普及に向けて」
尚、シンポジウムの各会場で使用された資料や議事録についても今後観光庁のホームページにて公表される予定。