JNTO(日本政府観光局)は欧州15カ国を対象とした大規模な訪日促進キャンペーンを11月7日より開始した。
伝統と未来
今回のキャンペーンは「日本の伝統と未来」にフォーカスし、「JAPAN―Where tradition meets the future」(日本-伝統と未来が出会う場所)とのタイトルがつけられた。WEB(オンライン)、TV、交通広告、映画館広告といった複数のメディアを通じて日本の魅力を発信していく。コンテンツとしては動画、及び特設サイトを用意している。
Vinceent Urban氏を起用
今回のキャンペーンのコアを成す動画制作にはドイツ人の映像作家Vincent Urban(ヴィンセント・アーバン)氏を起用した。Vincent氏は累計再生回数が200万回を超える映像作品「In Japan-2015」を制作したことでも知られている。今回の映像ではロケ地に東京、京都、伊勢、熊野などの45か所を選定した。※以下動画は音声が再生されます。
欧州15か国がターゲット
今回のキャンペーンの対象市場は英国、フランス、ドイツ、イタリア、スペインの5か国を中心に、スウェーデンやベルギーなどを含めた合計15か国となっている。欧州からの訪日旅行者割合は全体の6.3%程度にとどまっている中、今後の需要喚起に向けて大いに期待されるキャンペーンとなっている。