小売店でのインバウンド消費額(免税売上高)割合まとめ

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ドン・キホーテさんの2015年9月分売上高(速報値)をみると、免税売上高構成比が5.7%となったようです。 これは同社として過去最高の割合になります。まだまだ市場として成長途中にある見方のほうが強いですし、一部国籍の方の動向によって大きく変動しうるので単純に数字だけを比較することにそれほど意味はないかもしれませんが、企業決算分析の一つの重要な指標であるのは間違いありません。

免税店売上割合を公表している一部小売店のデータまとめ

過去のニュースや決算資料から、一部小売店の免税品売上高構成比を調べましたのでまとめておきます。 決算月の違いや、開示方法(単月での数値か平均値か、など)にばらつきがあったり、全店舗平均か単独店舗かなどの統一感がありませんが、ここではご容赦ください!いつかちゃんとしたレポートにまとめようと思います。 ※一部時期が不明な場合はクエスチョンマークを追記しています。

  • ユナイテッドアローズ 約2% (2015年3月期決算)
  • ビックカメラ 約11% (2015年2月単体)
  • ヤマダ電機 約5~7% (2015年3月期?)
  • マツモトキヨシ 約8% (2015年4-6月)
  • 大丸東京店 約2% (2015年5月単体)
  • 大丸心斎橋店 約20% (2015年5月単体)
  • 三越銀座店 約13% (2015年3月期決算)
  • ドン・キホーテ道頓堀店 約40% (2015年6月期決算)

単独店舗で見るとドン・キホーテ道頓堀店は圧倒的です・・・。 筆者も先月同店舗を訪れたのですが、壁一面に「抹茶系お菓子」が置いてあったり、海外の著名人を採用した商品POPが置いてあったりと、外国人観光客をターゲットとした店舗づくりが見て取れました。 まだまだ東京や大阪といった都心限定での数字だと思いますが、今後も動向に注意していきたいと思います。

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