医療シンクタンク、一般社団法人ジェイ・アイ・ジー・エイチ(JIGH)(所在地:東京都港区、代表理事:渋谷健司)は「外国人患者受入れ医療コーディネーター研修」を2017年4月に開講する。
2月8日(水)から受講者の募集を開始した同研修は、国内の医療機関で外国人患者や、家族の受入れに関する専門的なノウハウをもった人材育成を目的に開催。近年の訪日外国人の増加により、医療機関でも外国人患者の受診が急増している。これまで外国人患者を積極的に受け入れてこなかった医療機関においても対応に迫られている状況だ。
こうした状況を背景に、同研修では、医療機関・歯科・薬局などの外国人患者受入れ担当者、及び外国人患者受入れに関連した企業や法人の担当者を対象に、下記の3つのプログラムを実施する。
1) 基礎(在住・訪日外国人患者対応)
2) 医療ツーリズム(医療目的の訪日外国人対応)
3) JMIP対策(外国人受入れ医療機関認証制度の受審 対策)
同研修では、外国人患者の受入れに対応をしてきた経験豊富な現役医師や、外国人患者受入れ担当者が講師を担当し、医療機関で外国人患者をスムーズに受入れるために必要なノウハウを伝えていく予定だ。拡大を続けるインバウンド市場において、医療面での安心を旅行者に提供する動きの一つになる。