株式会社ジェイティービー(本社:東京都品川区、代表取締役社長:髙橋広行)は1日、「地方創生・観光立国」推進の取り組みの一環として、人財育成プログラムの開講することを発表した。
今回発表されたのは、「地方創生・観光立国」推進の取り組みの一環として、 人財育成プログラム『次世代観光を創発する「Tourism Leaders School」』。JTBコミュニケーションデザインとビジネス・ブレークスルーが共同で開発した。
今回発表された「Tourism Leaders School」は観光分野における人的課題を解決するために、 観光人財育成に知見のあるJTBコミュニケーションデザインと経営マネジメントのオンライン教育に20年近くの経験を有するビジネス・ブレイクスルーが共同で開発したオンラインスクール。
日本は観光産業での国際競争力の高まりを目指す中で、日本版DMOに関する国の制度が整いつつある。その一方で、観光産業における経営人財やリーダー層の不足という課題が顕在化している。「Tourism Leaders School」では、 グローバルで通用する観光地の開発および経営を実践できる人財の育成を目的としており、ビジネス・ブレイクスルー代表の大前研一さんをはじめ、観光分野の専門家をキャスティング。世界の観光動向、観光地開発、観光マーケティング、最新テクノロジー活用など、実践的な知識とスキルを習得できる構成になっている。
実際の講義例:「世界の観光・リゾートの研究」、「世界の事例」、「日本の事例」、「デジタルマーケティング実践」、「販売チャネルの考え方」、「インバウンドマーケティング」、「ロジカルマネジメント」、「構想力」、「0から1の発想術」、「ケーススタディ(RTOCS(R):観光地の事例のケーススタディとディスカッション)」
また、講義の受講やディスカッションなどが全てオンラインで完結する仕様のため、経済的かつ学ぶ人の都合に合わせた受講が可能。日本版DMOや観光協会の関係者をはじめ、観光関連企業のマネジメント層、地域の観光関連施設の次世代経営層、観光ビジネスへの転身を希望するビジネスパーソンなどを対象に、次世代観光創発の起点となるプログラムとして展開していく予定。「Tourism Leaders School」を修了し、観光ビジネスへの転身を希望するビジネスパーソンに対しては、JTBコミュニケーションデザインによる地域や観光事業者との職業マッチングを行っていく機能の開発を予定している。
「Tourism Leaders School」は観光地開発および経営を実践できる人財育成のためのオンラインスクールとして、2017年7月1日より開講の予定。