株式会社ラグーナテンボス(所在地:愛知県蒲郡市、代表取締役社長:巽泰弘)は1日、運営するテーマパークのラグナシアに初のパーク直結型ホテルを開業することを発表した。
今回発表されたのは、同社が運営する「変なホテル」の3号棟「変なホテル ラグーナテンボス」。同ホテルは「先進技術を導入し、ワクワクと心地よさを追求した世界初のロボットホテル」として、2015年7月に長崎県ハウステンボスで初号棟を開業、2017年3月には千葉県浦安市に2号棟「変なホテル舞浜 東京ベイ」をオープンしてきた。今回の出店で東海地方初出店となる。
変なホテルは、「初めてロボットがスタッフとして働いたホテル」としてギネス世界記録(R)に登録されており、ポーター(荷物もち)ロボットや、ゴミ箱ロボット、チェックイン作業を行うロボットなど、十数種類のロボットを活用。ロボットを活用した同ホテルは訪日外国人利用客からも人気で、過去には英メディアのBBCに特集記事として取り上げられたことも。
同ホテルのフロントロビーでは、全長7mのお父さんティラノサウルスの恐竜ロボットが利用客を迎え、チェックインカウンターでは、お母さんと子供ティラノサウルスの恐竜ロボットがチェックインとチェックアウトの手続きを行う。チェックイン・チェックアウトのロボットは日本語、英語、中国語(簡体)、韓国語の4カ国語にてインバウンド客に対応する。
5年後、10年後、人々はホテルになにを求めているか、その時ホテルはどんな姿に変わっているのか。そんな遠い未来の“あるべき姿”を追い求め「変なホテル」は研究機関や企業・スタートアップと組んで、日々新しい開発を進めていく。
「変なホテル ラグーナテンボス」は、2017年8月1日にオープンを予定している。