外国人延べ宿泊者数統計値 (2016年9-10月)

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都道府県別外国人延べ宿泊者数

2016年9月の都道府県別外国人延べ宿泊者数では、上位5都道府県は東京都・大阪府・沖縄県・京都府・北海道となり、顔ぶれに変更はないが若干順位に変更があった。

都道府県別外国人延べ宿泊者数 (2016年9月)

出展:観光庁 「宿泊旅行統計調査」

三大都市圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県)と地方部の伸び率を比較すると、引き続き地方部の伸び率が三大都市圏の伸び率を上回って推移している。”インバウンド市場の都市部への集中”が少しずつではあるが解消されてきていることが伺える。

外国人延べ宿泊者数地域比較(2016年9月)

出展:観光庁 「宿泊旅行統計調査」

客室稼働率

最後に客室稼働率も確認しておこう。2016年9月は全体平均で62%となった。ビジネスホテル、及びシティホテルでは引き続き8割前後の高い稼働率で推移している。都道府県別でみると、引き続き大阪府の稼働率が極めて高く、5業態中3業態で8割を超えており、リゾートホテルにいたっては95.6%という極めて高い稼働率となっている。

客室稼働率(2016年9月)

出展:観光庁 「宿泊旅行統計調査」

次回の統計発表日

次回の延べ宿泊者数統計値は12月27日に2016年10月分の第2次速報値、及び2016年11月分の第1次速報値が発表される。11月に入ってからの円安傾向に対して、為替水準に敏感な訪日旅行者が反応を始めているかなどに注目してみたい。

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