インバウンド市場統計値 2016年10月訪日外客数

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最後に、主要な国の個別市場動向について、日本政府観光局(JNTO)のレポートを参考にまとめておこう。 

中国市場は台風の影響があったものの2桁台の伸びに戻す

中国市場は前年同月比13.6%増の506,200人となり、10月としての過去最高を更新した。先月は1桁台の伸び率にとどまっていたが、10月は国慶節の日並びの良さや訪日プロモーションの効果もあって2桁台の伸び率となった。尚、台風18号の影響で10,000人を超えるキャンセルが発生していたと考えられている。

韓国市場は20%を超える伸びで10月の過去最高を更新

韓国市場は前年同月比21.2%増の449,600人となり、10月としての過去最高を更新した。熊本地震の影響が色濃くでていた同国であるが、その後の回復基調は力強く、10月も前年同月比20%を超える伸びとなった。格安航空券の販売額増や各種プロモーションの効果が出ていると考えられている。

台湾市場は他のアジア諸国との競争も激しく1桁台の伸び

台湾市場は前年同月比3.2%増の354,500となり、10月としての過去最高を更新した。10月としての過去最高は更新したものの、台湾から東南アジア諸国へのLCC路線増加などもあり、10月は1桁台の伸びにとどまった。今後の動向が注目される。

米国は各種プロモーションの効果もあり20%を超える伸びを達成

米国市場は前年同月比24.2%増の119,500人となり、10月としての過去最高を更新した。継続した訪日プロモーションの効果が出ていることや、米国人のアジア地域への旅行需要が増していることなどが要因と考えられている。

タイ市場は国王崩御に伴うキャンセルは限定的で10月の過去最高を更新

タイ市場は前年同月比14.3%増の98,300人となり、10月としての過去最高を更新した。プミポン国王崩御に伴う旅行キャンセルが懸念されていたが、結果的にはその影響は限定されていたことが確認できる。ただし今後の動向には注意が必要となっており、翌月以降の動きも注目される。

次回発表分統計値

次回は12月21日(水)の16時に11月分の推計値が発表される。年間累計値が2,000万人を超えたが、どこまで数字を伸ばしていけるのか、また、紅葉シーズンにしっかりと訪日需要を掴めているか、などの動きが注目される。個別市場においては国王崩御後のタイ国の動きや、他のアジア諸国との競争が激しい台湾などの動きに注目していきたい。 

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