観光庁は主要旅行業者の旅行取扱状況速報(平成30年7月分)を9月14日に発表した。
「海外旅行」はとくに韓国の取り扱いが多くなり、総取扱額は約1818億円と前年同月比で106.3%と増額。「外国人旅行(インバウンド向け旅行取り扱い)」は約179億円であり、こちらも前年同月比で115.3%と増加を示した。一方で「国内旅行」は西日本豪雨の影響により中国・四国方面を中心に募集型企画旅行のキャンセルが相次いだ影響で、総取扱額が約2412億円と前年同月比で95.2%に縮小、という結果になった。
旅行商品ブランド(募集型企画旅行)の取り扱い額の前年同月比を見てみると「海外旅行」で96.5%、「外国人旅行」で95.0%、「国内旅行」で92.2%と全体的に減少しており、外国人観光客を中心に個人旅行が増えていると考えられる。
<参考>
観光庁HP:http://www.mlit.go.jp/kankocho/news06_000374.html