富士急行株式会社(本社:山梨県富士吉田市、社長:堀内光一郎)は1日、富士山周辺観光に訪れる訪日外国人専用の割引周遊パスを販売することを発表した。
今回発表されたのは、富士山周辺観光に訪れる訪日外国人専用の割引周遊パス「富士山フリーパス(Mt.FujiPass)」。同社によると、近年富士山エリアを訪れる訪日外国人が増加しており、今後も増加が予想されることから、訪日外国人のニーズに合った富士山周遊観光が実現できるよう、同フリーパスを作成した。
今回発売される「富士山フリーパス」は、購入時にパスポートの提示が必要となる、訪日外国人専用プラン。同パスを購入することによって、山梨・静岡の富士山エリアで運行する路線バスや富士急行線の交通機関を何度でも利用できる。加えて、河口湖遊覧船「アンソレイユ号」や「富士急ハイランド」などの観光施設の入場券もセットになっている。
同フリーパスは1日券~3日券の3プランが準備されており、日帰り観光客から宿泊の観光客まで様々なニーズに対応が可能となる。また同フリーパスの提示により、「ソフトドリンクサービス」や「割引料金」などの優待特典を富士山エリア12施設で受けることも可能。同社はフリーパスの販売開始で、富士山エリアの観光の利便性と満足度の向上を図る。
「富士山フリーパス」の販売開始は2017年7月1日(土)の予定。