株式会社八芳園(本社:東京都港区白金台、代表者:長谷晴義)は6日、福岡県大川市との包括的連携協定締結を発表した。
大川市は、福岡県南西部、佐賀県との県境に位置する人口約35,000人の町。家具や建具などの木工関連産業が集積しており、木工の町とも呼ばれている。
同社と大川市はこれまで、大川の職人と開発した移動型組み立て式茶室「無常庵 MUJYOAN」や、移動型組み立て式やぐら「KAGURA」、大川市が持っている木工体験・組子体験など訪日外国人に向けた日本文化体験づくりを行ってきた。
今回の協定には、同社と大川市が伝統工芸をはじめとしたブランドに関する内容や、観光振興に関する内容が盛り込まれている。
今回の協定締結により、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて両者が相互に連携することで、福岡県大川市のプロモーションや交流人口の拡大、及び訪日外国人に向けた八芳園の日本文化体験の提供等を通じて、地域活性化を向上させることが期待されている。