観光庁は7日、昨年3月に策定した「日本遺産(Japan Heritage)」について、日本遺産認定地域と旅行会社等との「マッチング・相談会」を開催することを発表した。
今回発表されたのは、旅行会社による「日本遺産」に関わるツアー商品化を促進するため、2017年7月に開催される「日本遺産サミットin京都」の場を活用して、日本遺産認定地域と旅行会社等との「マッチング・相談会」を開催するというもの。
「日本遺産(Japan Heritage)」は、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として文化庁が認定するもの。昨年3月に策定された「明日の日本を支える観光ビジョン」及び、それを踏まえた「観光立国推進基本計画」において重要な観光資源の一つと位置づけられている。
今回の「マッチング・相談会」は2017年7月1日に京都府精華町「けいはんなイノベーションセンターKICK」にて開催される。当日は、「日本遺産サミットin京都」開催会場の一画に専用のブースが設置される。
今回は、参加する29の認定地域が“ブース”を設置予定で、参加する旅行会社がマッチング・相談を希望するブースの巡回が可能。また、旅行会社や認定地域同士が自由に情報交換する“フリータイム”も確保されている。
当日は、アポイントセッション型商談(特設商談会場にて、日本遺産認定地域を訪問する事前アポイント制商談)が開催され、1クール15分の相談会で最大6地域との商談が出来る。また、場内に自由に相談を行うことができるスペースが設置される予定である。
今回の「マッチング・相談会」は7月1日14:00から17:00頃まで開催される予定。