昭文社が創業以来初めて外国人観光客に向けた「紙」の観光地図を発売

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昭文社が英語版の観光地図を2月12日より発売する。同社は創業以来地図を出版し続けているが、外国人観光客に向けた「紙」の地図は今回がはじめての取り組みとなる。

今回発行する地図は東京、および京都版。それぞれ『TOKYO 東京 Tourist Map』『KYOTO 京都 Tourist Map』という名前で売り出す。外国人観光客が多い国際空港や、東京や京都の観光地を中心とした各書店等において販売する。

昭文社の外国人観光客向け地図

プレスリリースより

外国人旅行者に向けた地図ということで、日本人向けのものとは作りこみに違いを加えている。駅などの公共交通機関の情報や観光スポットの注記が目立つようにしている一方、詳細な住所表示や観光と関連が無い施設などは極力省いている。また、主要な地域の鉄道路線図や日本語での会話集なども盛り込んでおり、地図以上の機能を持つ1冊となっている。

昭文社の地図・日本語会話

プレスリリースより

移動中でも取り出しやすいように箱型のパッケージを採用。電車などでの限られたスペースでも見やすいよう、地図そのものは蛇腹折にしている。旅行中の雰囲気を盛り上げる為、和風のデザインを取り入れた。尚、英語以外の言語版については市場からの需要をみながら判断していくとしている。

 
 
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