国別ランキング
続いて、国別の個別市場の動きを見てみよう。上位3か国の顔ぶれには変更が無いが、2017年5月の市場別ランキングでは4月に続いて韓国が中国を抑えて1位の訪日国となった。
訪日外客数上位6か国の推移は以下グラフの通り。上位3か国とその他3か国の差は引き続き大きいことが確認できる。2017年に入ってからは中国市場が落ち着いた動きを見せるなか、台湾と韓国は順調に上昇傾向を維持していることが伺える。
続いて、2017年2月単体での成長率も見てみよう。青いバーは前年同月比でプラス成長の市場であり、ピンクのバーはマイナス成長の国となっている。韓国の伸びが突出しているが、これは昨年4月の熊本地震によるフライトのキャンセルなどが相次いだことを受けて、昨年5月の訪日韓国人数(約30万人)が軟調だったことが主な要因となっている。主要国の動向については次ページにて詳細を確認する。尚、黒いバーは全体の平均値をあらわしている。