株式会社小田急百貨店(本社:東京都新宿区、社長:樋本達夫)は、小田急百貨店新宿店にて9月28日より、訪日外国人優良顧客向け会員サービスのスタートと、スマートフォン電子決済サービス「支付宝/Alipay(アリペイ)」の導入を決めた。
今回スタートするサービスは、同店で1免税手続きあたりの免税買上高が80万円(税抜)以上の高額利用をする訪日外国人優良顧客向けのサービス。同店では、こうした優良顧客に対し会員証を発行し、通訳の予約や免税手続きの優先、お買い物優待券プレゼントなどの各種サービスを提供する。サービス開始のタイミングを中華圏の大型連休にあたる国慶節に合わせ、増加が予想されるリピート顧客の固定化と買上げ率の向上を図っていく考えだ。さらに同日より、スマートフォン電子決済システム「支付宝/Alipay(アリペイ)」を新宿店化粧品売場に導入する。訪日外国人観光客の買い物の利便性を高めることが目的だ。同社では、今後も訪日外国人観光客の増加を見越し、優良顧客へのサービスを拡充し、免税売上高の拡大を図るとともに、新規顧客の継続的な取り込みを目指していく。