大阪商工会議所が2014年11月4日から28日にかけて実施したアンケート結果が公表されました。 大阪でも外国人観光客消費は堅調な点が確認できる内容となっております。以下はハイライト。 客数・売上について
- 「外国人観光客全般で昨年対比客数・売上が増加しているか?」 → 「増加傾向」「やや増加傾向」で50%超え
- 「中国人観光客で昨年対比客数・売上が増加しているか?」 → 「増加傾向」「やや増加傾向」で45%超え
- 「ムスリム観光客で昨年対比客数・売上が増加しているか?」 → 「あまり変わらない」が50%
接客・対応について
- 「中国人観光客向けに何らかの対応をしているか?」 → 「対応をしている」が60%超え ※銀聯カードの導入やコミュニケーションカードの活用など
- 「中国人観光客を今後迎え入れていくか?」 → 「積極的に誘致したい」が20%超え
その他
- 「外国人観光客が地域の買い物消費を拡大しているか?」 → 「拡大している」が55%超え
- 「免税販売を行っているか?」 → 「行っていない」が70%超え
- 「行政・商工会議所に何を期待するか?」 → wifi等の通信関連と多言語案内関連が多数を占めた
以上のように、大阪でも外国人消費の存在感が高まっていることが確認できた。 一方、wifi環境整備や多言語案内などの対応を行政に期待していたり、手続きの煩雑さなどから免税販売を行っていないといった回答が多数をしめていることからも、まだまだインバウンド誘致の為にできることがあるということも再認識されるアンケート結果となっている。 大阪商工会議所のレポートは → こちらから