中部国際空港株式会社(本店:愛知県常滑市、代表取締役社長:友添雅直)は11日、中国人向けモバイル決済を一部店舗で導入することを発表した。
今回発表されたのは、中国人向けモバイル決済サービス「アリペイ」及び「We Chat Pay」のセントレア施設内一部店舗への導入。中部国際空港によると、2016年度にセントレアを利用した中国人旅客は前年度比112%の103万人だという。中部国際空港では、これまでも訪日中国人の利便性向上を図るため「We Chat」のシェイク機能を活用した情報提供などの取り組みを行ってきた。今回の導入により、訪日中国人利用客が自国と同じように決済できる環境が整備され、訪日中国人利用客の利便性がさらに高まることが期待される。
今回、「アリペイ」と「We Chat Pay」が導入されるのは、国際線出発制限エリア免税店の「酒・たばこ店」および、おかしや雑貨を販売する「CENTRAIR PLAZA」の2店舗と、旅客ターミナルビル4階の「ユニクロ 中部国際空港店」の計3店舗。尚、同サービスは2017年7月11日より取扱が開始されている。