NECは決済端末1台で国内の各種電子マネー、およびグローバルな決済手段に対応する自動販売機向けの決済ソリューションの販売活動を開始した。これは業界では初の製品化になる。
当ソリューションでは磁気ストライプ、接触IC、非接触ICの各種クレジットカードやデビットカードなどに対応が可能になる。昨今、訪日外国人旅行者からの利用が増えているQRコードを利用したオンライン決済への対応も予定している。
また、従来では決済端末と通信モデムを個別に購入する予定があったが、当ソリューションではこれらを一体化しており、自動販売機への取り付けの簡易化、並びに導入費用の低減を実現した。
NECでは当ソリューションの販売目標を2019年までに10万台、と設定している。