福岡市は福岡観光の情報発信サイト『よかなび』をリニューアルした。
リニューアルのポイント
新しく生まれ変わった『よかなび』は福岡の魅力的な観光情報に加え、利便性の高い情報も発信していく。これにより、福岡観光の質を高め、利用者の満足度を向上させていきたい考えだ。メインイメージの画像は利用者がサイトにアクセスする時間帯(朝・昼・夜)に合わせて表示する画像を変更する。これにより、より臨場感がある観光意欲を掻き立てる狙いがある。
また、旅行者がスマートフォンで利用する状況も想定した結果「GPSによる現在地からスポットを検索できる機能」や「Google Mapを活用した交通情報」なども特徴的な機能として提供している。利用者の現在地を起点とした検索機能を充実させる設計となっている。
インバウンド対応
新しい『よかなび』は訪日外国人観光客や、今後福岡への旅行を計画している外国人に向けて、日本語、英語、中国語繁体字、中国語簡体字、韓国語の5言語に対応している。また、主要な情報についてはこれら5言語以外にフランス語、スペイン語、ドイツ語、オランダ語、タイ語にも対応し、合計10言語での情報発信となる。拡大するインバウンド市場にもしっかり対応する設計だ。
尚、福岡市では2015年に福岡空港及び博多港から入国した外国人数が初めて200万人を突破していた。これは全国平均の前年比44%増を上回る77.3%増であり、4年連続で過去最高を更新している。今後は、今年の6月にライオンズクラブの年次大会、2019年にはラグビーワールドカップ、そして2021年には世界水泳選手権など、世界中から注目されるイベントの開催が予定されており、今後も訪日外国人の訪問が期待されている。