株式会社近鉄・都ホテルズ(本社:大阪府天王寺区、代表取締役社長:二村隆)は29日、シェラトン都ホテル東京にて、ハラール認証を取得したことを発表した。
同ホテルでは、6月1日(木)より、朝食ブッフェにて、「ムスリム・フレンドリー」メニューを提供するとともに、直営レストランおよびルームサービス、クラブラウンジにおいても、ハラール認証を必要とする利用客のリクエストに応じて、認証を取得したメニューを提供予定。また、事前に予約を行うことで、宴会場での宴席に認証を取得したメニューも用意可能となる。朝食ブッフェにおいては、「ひよこ豆とハラール鶏ミンチのカレー」や「クスクス」「マカロニサラダ」など計6種類のメニューを用意した。
同社は、インバウンドの受け入れ強化および利用客の満足度向上のため、使用食材をピクトグラムで表現したレストランのメニューの提供など、宗教上の禁止食材などを簡単に見分けることができる配慮を行っている。また一部ホテルでは、メッカの方向を示すキブラコンパスやお祈りマットの貸出しを行っている。
都ホテルズ&リゾーツは、今後もムスリムの利用客も安全・快適に利用できるよう、様々な取り組みを行っていく。