株式会社星野リゾート(本社:長野県北佐久郡、代表取締役社長:星野佳路)と株式会社MATCHA(本社:東京都台東区、代表取締役社長:青木優)は3日、資本業務提携契約の締結に合意したことを発表した。
同契約は星野リゾート側にとって訪日旅行者の誘致強化が目的。今回の提携により、訪日メディアとして最大規模であるMATCHAを活用した、より積極的な情報発信等が可能になる。一方、MATCHAはこれまで以上に星野リゾートと深く連携したコンテンツ制作が可能になると同時に、星野リゾート各施設周辺地域の自治体との連携強化も視野に入れる。
今回の調達額は「数千万円」規模。同シリーズでの調達は今回の動きにとどまらず、シナジー効果の高い相手方からの新たな調達も予定されているという。
株式会社星野リゾート
1914年に星の温泉旅館を創業。現在は、国内外37施設のリゾート施設や温泉旅館などを運営している。各土地独自の価値観、生態系、文化を守りながら、時代に合わせた日本のサービスを提供している。今後は日本国内のみならず、世界に向けても情報を発信する予定。多くの訪日旅行者に付加価値の高い日本発のホスピタリティサービスを提供したいとしている。
株式会社MATCHA
日本最大級の訪日旅行者向けWebマガジン「MATCHA」を運営している。同社によると、同メディアは244の地域と国からのアクセスがあり、月間150万人超のユニークユーザー数と320万のページビューを誇るインバウンドメディア。日本語、英語、中国語簡体字、中国語繁体字、韓国語、タイ語、インドネシア語、ベトナム語、やさしい日本語の9言語に対応している。訪日旅行者数が増加するなか、同社はさらなるメディアの成長、並びにユーザー満足度の向上を目指し運営を強化していく。