ターゲット国の嗜好を理解したキャスティング

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マスやwebの広告に頼らないプロモーションにおいては、予算の制限もあり、ターゲットにピンポイントに刺さるコンテンツが重要です。インバウンドにおけるプロモーションにおいては、海を渡るので特に「異国の嗜好」を理解することは極めて重要になります。

本日インナビでは以下のニュースを報じました。

JTBがタイで人気のKAZUMIとインバウンド事業の専属タレント契約を締結

KAZUMIさんの主な経歴は以下の通り。

2006年:ヤマハボーカルオーディションで優勝。
2007年3月:クラウン・レコードから『純情サクラ吹雪』をリリース。
2007年6月:エピック・レコード(ソニー)から『BLACK&WHITE』をリリース。
2012年3月:バンコクで開催された「Thai Japan Anime and Music Festival 2」出演。
2012年9月:バンコクのGATEWAY EKAMAIでソロコンサート開催。
2013年3月:バンコクで開催された「Thai Japan Anime and Music Festival 3」に出演。
2014年12月:タイで最大のカウントダウンイベントAIS BANGKOK COUNT DOWN SAWASDEE 2015 @ central worldに日本人として初出演を果たす。

kazumisanpic

引用:https://www.facebook.com/kazumi.singer/timeline

 

タイに関する経歴を中心に抜粋させて頂きましたが、タイでの露出は頻度、規模ともに上がってきている模様。それと共に消費者における認知度や人気も上がっているようで、KAZUMIさんのFacebookにおけるコメントはタイ語によるものが約半数を占めています (タイ語での投稿が多い、というのも理由でしょうが)。KAZUMIさんのFBページはこちら

JTBさんがどのようにKAZUMIさんを知るようになったのかは分かりませんが、タイ語ができて、現地での認知度も相応にあり、日本のコンテンツと紐づいている(KAZUIMさんはアニメソングを歌う)、と三拍子そろっているキャスティングは素晴らしい。今後の具体的な取り組みにも注目したいですね!

インバウンドへの取り組みにあたってはターゲット国の選定が重要ですが、一歩踏み込んで、その国の嗜好を理解し、どういったコンテンツやキャストが刺さりやすいのかをイメージすると、自社サービスのどういった点をアピールしていけば良いかが理解でき、何が足らないのかも見えてくるでしょう。

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