京王プラザホテル(所在:東京都新宿区、代表取締役社長:志村 康洋)は高層階客室を全面改装し、2016年12月にグランドオープンする。
改装の概要
今回予定している改装部分はスイートルームを含む本館高層階の37階から41階部分の111室で、クラブフロア「プレミアグラン」としてオープンする。45階にはプレミアグラン専用のクラブラウンジも新設予定で、改装投資総額は25億円となる見込み。
グランドオープンするプレミアグランの特徴としては、高層階ならではの景色を楽しめるバスルームとナチュラルな室内があげられる。プレミアグラン客室は100室(4.5万円~)、プレミアグランスイート客室は11室(10万円~)の展開を予定し、8月1日より予約の受付を開始する。都会の中にありながら癒しを感じられる空間でカップルや訪日外国人旅行者の需要を狙う。
京王プラザホテルの進化
京王プラザホテルは2016年が開業45周年にあたるが、特にここ数年は積極的な改装を展開している。今回のハイグレードな商品力向上の他にも、2015年9月には本館47階の宴会場フロアをリニューアルし、MICE(国際会議・学術会議)の誘致力を向上した。今後も2020年東京五輪・パラリンピックや2021年の同ホテル50周年を見据えた進化を続け、インバウンド市場を含む幅広い需要を狙う。