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外国人延べ宿泊者数統計値 (2016年2-3月)
- 2016/5/12
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- 宿泊, 行政, 観光庁
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都道府県別外国人延べ宿泊者数
次に、2016年2月の都道府県別外国人延べ宿泊者数を見てみよう。上位5都道府県は先月から変更がなく、東京都、北海道、大阪府、沖縄県、京都府となっている。
三大都市圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県)と地方部の伸び率を比較すると、引き続き地方部の伸び率が三大都市圏の伸び率を上回っている。絶対数が違うので単純に伸び率だけを比較はできないが、インバウンド市場の「都市部から地方へ」という動きは少しずつではあるが継続されていることが伺える。
客室稼働率
同時に観光庁より発表された客室稼働率では、2016年2月が58.8%と2月の過去最高を更新した(現在の集計方法になった平成23年以降)。施設タイプ別においてもリゾートホテル57.5%と旅館(36.9%)において2月としての過去最高を更新した。尚、客室稼働率が極めて高い大阪府においては、リゾートホテル90.7%、ビジネスホテル87.7%、シティホテル87.6%と、いずれも9割前後の稼働率となっている。拡大を続けるインバウンド市場における一つの課題である「宿不足」を象徴する数字となっている。
次回の統計発表日
次回の延べ宿泊者数統計値は5月31日に2016年3月分の第2次速報値、及び2016年4月分の第1次速報値が発表される予定。4月分統計値には熊本地震の影響が出ることも懸念されており注目されている。
尚、前回の延べ宿泊者数統計値は以下よりご参照ください。