イオンモール株式会社が訪日外国人旅行客の利便性・快適性の向上をめざし、「免税手続カウンター(Tax-free Counter)」 を設置する。
2015年4月1日に制定された消費税法等の一部改正に伴い、免税販売手続きを代理で 行うことができる免税手続カウンターを運営するため、申請手続きを開始した。まずは外国人観光客から広く利用されている「イオンモール成田」と4月25日にグランドオープンする「イオンモール沖縄ライカム」に導入する。
免税カウンターを設置することで、これまではモール内の各店舗にて都度免税手続きを行っていた手間が、免税カウンターで一括して行うことができるため、外国人観光客にとっては買い物時の利便性が大きく向上する。
イオンモールではこれまでも免税店の拡大や無料Wi-Fiサービスの導入、銀聯カードへの対応、祈祷室の設置など、幅広くインバウンド消費を取り込む施策をうってきている。今回も新制度にいち早く対応し、インバウンド消費への対策に引き続き注力する姿勢がうかがえる。