マイナビニュースさんの 『コンビニが免税店に – セブン&アイホールディングスが描く、インバウンドサービスのビジョンとは?』 というインタビュー記事は今後のインバウンド市場における小売業界の熾烈な争いを予感させる記事であった。
インバウンド消費を巡っては、商品ジャンルにもよるがドラッグストア、ディスカウントストア、専門店、百貨店などがしのぎを削っている。記事内でも触れているが、24時間営業や無料Wi-Fiの完備などが強みのセブンイレブンが本格参入することで、小売業界でのインバウンド消費獲得の勢力図はどうなっていくのだろう。
勿論、コンビニ以外の小売店としては、価格での違いや品ぞろえなどでコンビニに対抗していくであろう。また、団体客への対応という点ではコンビニはやはり不利なので、今後増加が見込まれるFITをコアターゲットにしていくのであろう。各業態がどのターゲットにどのように自社の強みをアピールしていくのか。まさに緻密なマーケティング活動が今後のインバウンド市場においては求められてくる。