三菱UFJニコスは横浜駅東口エリアにある「横浜ベイクォーター」に、訪日外国人向けの外貨建てカード決済サービス「DCC(ダイナミック・カレンシー・コンバージョン)決済サービス」を導入した。利用者は2月24日以降、同施設のテナントでサービスを利用できる。
導入するDCC決済サービスはクラウド型マルチ決済システム「J-Mups(ジェイマップス)」で実現。今回は実に約100店舗もの施設に導入することになる。DCC決済サービスでは購入者がその場で自国の通貨等を指定して決済することができる為、自国通貨での購入額を決済時点で知ることができる。
対応通貨は 米ドル、韓国ウォン、豪ドル、台湾ドル、ユーロなどを含めた19通貨。海外で発行されたVisa、及びMasterCard(R)のカード会員によるカード決済が対象となる。
尚、「横浜ベイクォーター」は地上8階・地下2階建ての大型ショッピングセンターで、客船に見立てた佇まいなどで高級感とリゾート感覚を提供している。昨今著しく増加している訪日外国人へのサービス拡充に注力しており、今回の外貨建てによるカード決済サービスの導入を決めた。