ダイヤモンド・ビッグ社(本社:東京都中央区、代表取締役:三橋和夫)は21日、訪日外国人向けフリーマガジンをリニューアルし、春秋航空の機内に搭載することを発表した。
今回リニューアルと機内搭載が発表されたのは、訪日外国人向けに発行されているGOOD LUCK TRIPシリーズ『東京・大阪名品淘』。同社では、2020年の東京五輪開催に向けたインバウンド市場の拡大を見据え、中国大手LCCの春秋航空と連携した。搭載対象となるのは、春秋航空の上海⇔羽田便、上海⇔関空便。対象となる便の各席シートポケットに『東京・大阪名品淘』の搭載を開始する予定。
訪日中国人市場は近年FITが増加傾向にある。モノ消費だけでなくコト消費への需要も増加しているが、モノ消費の需要もまだまだ侮れない。同社は今回のリニューアルで、旅行者に人気のスポットの街歩きモデルプラン特集記事の掲載や、今よりも詳しい最新の買い物情報を提供していくという。同フリーマガジンの機内搭載は2017年9月より開始される予定。
GOOD LUCK TRIPシリーズ『東京・大阪名品淘』
『東京・大阪名品淘』は同社が発行する訪日外国人向けフリーマガジン「Good Luck Trip」特別版として株式会社iN-BULLが発行している。『東京・大阪名品淘』は、アジア圏富裕層向けインバウンド・フリーマガジンで、中国をはじめとするアジアのインバウンドをターゲットに据えている。同フリーマガジンは中文(簡体字)と英語の二言語で年4回、合計8万部発行されており、アパレル、化粧品、ジュエリー、時計、百貨店、セレクトショップなどの情報が掲載されている。空港やホテル、外国人案内所などで配布しており、旅前、旅中で旅行者にリーチできる点が強みとなっている。