タイの出版最大手と合弁会社を設立 KADOKAWA

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株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹)は、タイの出版最大手Amarin Printing and Publishing Public Company Limited(本社:タイ王国バンコク市、CEO:Rarin Utakapan Punjarungroj)と日本のマンガ・ライトノベル等のタイ語出版事業や訪日観光メディア事業などを目的とした合弁会社を設立する。

合弁会社の所在地はタイ王国バンコク市で、設立は2016年9月を予定し、事業開始は一月後の同年10月を予定している。事業内容はタイ語版の漫画・ライトノベルの翻訳出版、そして訪日観光メディア事業などとなる。タイの出版市場は1,000億円を超えアセアン最大で、日本のコンテンツであるライトノベルやコミックなどが成長している。Amarinはタイ最大の総合出版社で、全国約200店舗の書店網をグループ内に有し、オンライン書店でもタイ国内最大手で、KADOKAWAはAmarinを日本コンテンツをタイ市場において展開するパートナーとして最適であると考えた。また、ライフスタイルやファッションの女性誌においても同国最大手であり、デジタルTV放送局も有し、訪日観光メディアの展開に互いに相乗効果が期待できる。拡大するインバウンド市場においても、旅前の段階で訪日情報を配信していく。

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