新関西国際空港株式会社は18日、2015年暦年での運営概況速報値を発表した。国際線の増便、およびインバウンド旅客の増加に伴い、総発着回数、総旅客数共に過去最高を更新した。
総発着回数は163,506回と、開港以来はじめて16万回を上回り、国際線発着回数も過去最高となる112,019回で、開港以来初の11万回を上回った。
総旅客数は2,321万人を上回り、この内、国際線旅客数は1,625万人となった。いずれの数字も過去最高となる。
国際線旅客数の内訳では、開港依頼はじめて外国人旅客数が1,000万人の大台を突破した。そして同じく開港依頼初めて、日本人旅客数(607万人)を上回った。
同グラフにある通り、日本人国際線旅客数は3年連続で前年を下回り、外国人国際線旅客数は4年連続で前年を上回った。当市場の大きな構造変化を如実にあらわしている。
尚、関西国際空港は2016年6月に「関西旅博2016」を開催予定で、出展者の募集も同日に発表している。