<ひとこと>
日経トレンディ誌が発表するヒット商品ベスト30の3位にインバウンド消費が入りました。2015年も年間通してインバウンドの話題はマスコミに取り上げられていましたが、大きく取り扱われ始めたのは訪日客数が1,000万人を突破した2013年の中頃からでしょうか。もう2年以上になりますが、一過性のブームというよりも急拡大する市場という認識がますます定着していきそうです。
典拠:モデルプレス
3日、都内にて日経BP社「日経トレンディ」が選ぶ「2015年ヒット商品ベスト30」&「2015年のヒット人」の発表会が行われた。1位は、3月14日に開業した「北陸新幹線」。9月13日までの半年間で乗車した人数は約482万人。これは昨年同期の特急「はくたか・北陸」と比べて約303%に相当し、石川県の温泉では関東と関西の観光客数が逆転した。2位はお笑いコンビ・ピースの又吉直樹が「第153回芥川龍之介賞」を受賞し、来年Netflixにて映像化が決定しているデビュー作「火花」。3位はわずか半年で1.6兆円が日本に流入し、中国人の観光客の“爆買い”に日本経済が一喜一憂した「インバウンド消費」。売れ行きだけでなく、新規性や影響力のもと評価された。