国土交通省はウェブサイトやSNSを活用して熊本・大分の観光情報を広く発信し、クルーズ振興を通じた九州の観光復興を支援する。これは5月31日に決定された「九州の観光復興に向けての総合支援プログラム」を受けた具体的な動きの一つ。
クルーズ船社等に向けた情報発信
熊本・大分へのクルーズ船寄航を維持・促進する為、最新情報を「CRUISE PORT GUIDE OF JAPAN」において発信していく。このサイトは国土交通省港湾局が観光庁と連携して運営しているクルーズ船社等向けのウェブサイト。
各種SNSを活用した情報発信
熊本地震発生後に熊本・大分などの港湾に寄港したクルーズ船の様子を港湾局のfacebookページに掲載。受け入れ状況などを具体例を用いて説明する。5月18日に取り組みの第1弾として、大分県の別府港に大型クルーズ船が寄港した様子が発信された。また、訪日クルーズ船の出航が多い中国等の在外公館やJNTO現地事務所等のSNSも活用し、積極的に情報発信を実施していく。
熊本地震で影響をうける九州インバウンド市場において、具体的な情報発信によって観光復興を牽引していく動き。