JR東日本グループは、訪日外国人旅行者の多様な滞在スタイルに対応するべく、低廉な価格で気軽に長期宿泊が可能な2つの宿泊施設を開発した。
寝台特急「北斗星」の実車パーツを内装に再利用したホステル「Train Hostel 北斗星」
「旅の道中が楽しくなるホステル」を目指し、運行廃止となった寝台特急「北斗星」の2段ベッドや個室寝台の一部実車パーツを内装に再利用した「Train Hostel 北斗星」。全スタッフが英語での案内が可能となっており、またFree Wi-Fiの導入などの対応を実施しており、訪日外国人旅行者を迎える環境が整えられている。
女性専用のカプセルホテル「(仮称)神田カプセルホテル」
2017年7月のオープンを目指す女性専用カプセルホテルが「(仮称)神田カプセルホテル」。低価格ながら清潔感があるデザインで快適な睡眠空間を提供し安心感のある宿泊施設を目指す。神田カプセルホテルも館内のサインは全て日本語・英語の表記となっている他、受付での英語案内が可能な体制をとっており、訪日外国人旅行者への対応を強化している。また訪日外国人旅行者だけでなくビジネスユースの利用も想定しているという。
両施設ともに訪日外国人旅行者の交流拠点として利用されることを目指しており、特に東北地方を中心とした東日本各地の情報発信を行い、各地への旅行需要喚起を行っていく。