訪日客需要も見込む新タイプのホテル誕生 ソラーレホテルズ

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ソラーレ ホテルズ アンド リゾーツ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:井上理)は、新しくロードサイト型ホテルを出店する。

今回発表されたのは、同社のオリジナル新ブランド「ハタゴイン」の1号店、2号店の2ホテル。新ブランドである「ハタゴイン」のコンセプトは欧米ではポピュラーな車での旅行、ビジネスに便利な各高速道路、主要幹線道路沿いに建つロードサイドの立地に、日本の伝統的な旅籠(はたご)の情緒性を融合したものとなっている。

1号店は2017年12月15日にハタゴイン静岡吉田インター(静岡県島田市)、2号店は2018年春にハタゴイン関西空港(大阪府泉佐野市)に開業の予定。

ハタゴイン外観

地域の景観に調和するように設計された外観デザイン

ロードサイドという立地の理由から利用客のホテル内での過ごし方を重視し、コミックを中心に書籍を約10,000冊揃えたカフェ・ライブラリーを共用部に設置。また、男女別の大浴場を設け、滞在導線に配慮した新しいロードサイド型ホテルとなっている。2ホテルともに、客層は車を利用した国内旅行客、ビジネス客を主として想定しているが、ともに空港が近いことからインバウンド需要も見込める。

特に2号店のハタゴイン関西空港のカフェ・ライブラリーには、訪日外国人に向けて英語版のコミックなども準備予定となっている。

ハタゴインホテル内イメージ

ホテル内カフェ・ライブラリーのイメージ

また、アクティブな休日を重視する国内の客層は、車だけでなく自転車での利用も見込み、自転車を部屋に持ち込める客室タイプも提供予定。近年、一部の地区ではサイクリングを楽しむ訪日外国人が増加していることもあり、国内需要だけでなくインバウンド需要も発掘できるか注目が集まる。

宿泊料は2017年5月19日発表時点で1号店のハタゴイン静岡吉田インターはシングル6000円から、2号店のハタゴイン関西空港はシングル8000円からとなっている。

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