オプテックス株式会社(本社:滋賀県大津市、取締役会長兼代表取締役社長:小林徹、以下”オプテックス”)は外国語およびピクトグラムが表記されたタッチスイッチを4月5日より発売する。
商品について
今回のタッチスイッチは、訪日外国人がタッチ式の自動ドアをスムーズに利用できることを目的としており、言語面では中国語(簡体字)、韓国語、英語の3ヶ国語に対応した。更に、手を表現するピクトグラムも併記することで、直感的な操作が可能となる。外国人の利用が高い空港や商業施設、更に宿泊施設やツーリストインフォメーションセンターなどにおいて、訪日旅行者が一目でわかるタッチスイッチを設置し、外国人にとっての言葉のバリアフリー環境を目指す。
開発の背景
タッチスイッチは人通りの多い路面店などにおいて、自動ドアの無駄な開閉による空調効率の低下を防ぐために利用されており、日本におけるタッチ式自動ドアの割合は約25%に上るという。この普及率の高さから日本人にとってはなじみがある製品だが、海外においては身体障碍者向けの介助目的で利用されている程度であり、広く一般には普及していない。この為、訪日時に戸惑う訪日外国人観光客も少なくはない。
尚、オプテックスでは今回のインバウンド市場向けタッチスイッチの年間目標販売台数を5,000台に設定している。